3. 聖書・それは奇蹟の書!

では聖書は一体いつ誰によって書かれたのでしょうか?

聖書は、1600年間の長きにわたって書かれました。最初の書が完成したのが、今からおよそ3500年前。そして最後の書である『黙示録』が書かれたのが、今からおよそ1900年前です。この間約1600年。

もともと聖書は今のように1冊の本の形をしていたのではなく、羊皮紙に書かれた巻物でした。そして各々の巻物に名がつけられていたのです。そしてそれらの巻物は、国も身分も職業も違う40人の人達の手によって書かれました。

あるものはイスラエルの王、あるものは税金取り。またあるものはギリシャ人の医者、あるものは祭司、あるものはイスラエルの田舎の漁師。あるものはローマの獄中で書かれ、またあるものは無人島で、また別のものはアジアの港町で、あるいはバビロニアで、そしてあるものはユダヤで書かれたのです。国も時代も身分も立場も違う40人の人々が、お互いに連絡を取りあったり、編集会議をしたりすることもなく、また、お互いにコンセンサスを取りあうこともなく、全く別々に各々が各々で巻物を完成させたのです。

当然コンピューターやインターネット、録音手段もなかった時代です。しかし驚くべきことに、それでも聖書は全66巻を通じて、一貫統一されたテーマによって貫かれており、全く矛盾のない内容に仕上がっているのです。

そしてそこには、たった一人の主人公が存在します。全巻を通して、たった一人の人物にスポットライトが当たっているのです。

それがナザレのイエスです!

小さい頃、よくキャンプなどで伝言ゲームというのをやりました。何十人もの人が列になり、それぞれのチームに分かれて、前の人があるメッセージを次の人にひそひそ話しで伝えて行き、正しく伝わった方が勝ち!というやつです。どうしてこんなにも違うメッセージになってしまうのかと大笑いしたのを覚えています。目の前にいる人に直接伝えていくだけのことなのに、それでも完全なメッセージが最後まで伝わっていくのは本当に難しいものです。

だとすれば、1600年間の時をかけて、全く別々の場所で、身分も職業も生活習慣も異なる人々が、お互いに顔と顔とを突き合わせることなく、連絡を取り合うこともなく書き上げたものが、何の矛盾もなく統一した内容になるということが、どれだけ驚異的なものであるかがわかるでしょう。

そこには人知をはるかに超えた偉大な力が働いていたとしか言いようがありません。聖書は、その存在そのものがまさに奇蹟なのです。

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