7. 明治9年の教育令

『過去100年の間になされた神ぬきの考え方よりも、現在は神が宇宙創造に関わったという考え方の方が優勢となってきた』科学歴史学者のフレデリック B. バーンハムはこう言います。

現在では、有神論的宇宙観を否定する天文学者は殆どいないというのが実情であり、数少ない反対者たちでさえも、世の流れは自分たちの考えとは逆であると認めているばかりか、『同僚の天文学者がビッグバンキリスト教会に入会しようと殺到している』と嘆いているほどです。(カリフォルニア州立大学サンディエゴ校ジオフェリー・バービージュ)

有神論的立場で科学的に自然界を検証していく学問は、『創造論』あるいは『創造科学』と呼ばれ、それは科学的立場として認知されているのです。しかし多くの日本人が、未だに聖書はキリスト教の経典であると信じているようです。

ある宗教団体に至っては『聖書は邪教の書物』と教えているほどです。このような発言は、知性的ではありません。しかし、日本人のこのようなメンタリティーが出来あがった背景には、歴史の中で巧妙に画策されてきた進化論の陰謀があるでしょう。日本人の99%はほぼ間違いなく進化論を当たり前に信じています。

なぜなら、日本の学校教育ではそれしか教わらないからです。それ以外の考え方が存在することさえ知らない人が殆どです。しかしそれは、明治維新後の日本政府によって意図的に操作された教育政策であったのです。明治維新後の日本政府にとって、天皇という『生き神様』を中心に国家を統制していくためには、天皇以外に『万物の創造者である神がいる』という考え方は排除されねばならない思想でした。そして明治9年、教育令が施行されたとき、日本の学校教育から創造論は排除されたのでした。

ヨーロッパでは進化論と創造論の両方が教えられ、アメリカでは創造論が教えられていた時代に、日本では教育によって、日本人のマインドを閉じ込めてしまう政策がとられたのです。

その結果、日本人の多くは、自然科学の無数の証拠が、進化論ではなく『創造論』を裏付けているという現実を知りません。議論にすらならないのです。今だに人間が猿から偶然に進化してきたと信じているのです。いや信じこまされていると言ったほうがいいでしょう。ちなみに、アメリカでは進化論を信じている人はたったの9%未満です。

世界的に有名な古生物学者コリン・パターソン博士は、1981年11月20日、アメリカ自然史博物館に於いて進化論専門家の前で講演し、彼自身が過去20年以上にわたって研究してきた進化論に関する証拠を『何一つ持っていない』ことを告白しました。そこに同席していた進化論専門家も、誰一人として進化を証明する証拠を提示することは出来なかったのです。実に、進化論は証明された科学ではなく、熱狂的に信奉されている宗教です。

博士はこのように続けました。『この部屋におられる皆様も、過去数年間に進化論について少しでも考えたとしたら、それは知識としてではなく、信仰というべきだっただろうと思うのです。私の場合もそうでした。進化論は科学的事実でないばかりか、むしろその正反対のものであるように思えます。』

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