9. あなたはデザインされた

神の存在を認めない進化論は、宇宙は超自然的な介入なしに、ただ自然に存在するようになったに過ぎず、人間は偶然に猿から進化してきたと言います。しかし純粋科学の数々の証拠は、創造論を裏付けています。

すなわち、この世界の究極の原因が神であるという大前提を後押ししているのです。そのことを幾千年も前から主張している唯一の書物である聖書はこう宣言しています。

『神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神の形に彼を創造し、男と女とに彼らを創造 された。』 創世記1章27節

ここで訳されている『かたち』という単語は『イメージ』と訳すことができることばです。ですから、人は見えない神のイメージの投影された最高の作品として造られたということを聖書は宣言しているのです。

紀元前626年頃、若きイスラエルの預言者エレミヤという人物に語られた神の言葉が旧約聖書のエレミヤ書に記されています。そこにはこうあります。

『わたしは、あなたを胎内に形作る前からあなたを知り、あなたが腹から出る前からあなたを聖別し、あなたを国々への預言者として定めていた。』 エレミヤ書1章5節

まだ若く恐れを抱いていたエレミヤはこの語りかけによって力を得、自分に与えられた使命に目覚め、祖国イスラエルの滅亡期において重大な役割を果たす者になりました。聖書は言うのです。人は、神の意志によって、目的をもった特別な存在として造られたと。あなたは偶然に存在しているのではないと。エレミヤが、彼にしか出来ない任務のために特別な能力を与えられ造られたように、神はあなたという存在を特別なものとして造ったというのです。

考えてみてください。あなたのような顔、あなたのような声、あなたと全く同じ人間はこの世界には一人も存在しません。あなたは『誰とも同じではない』特別な個性の持ち主であり、唯一無二の存在なのです。あなたの存在こそ万有の奇跡なのです。あなたには価値があるのです。

しかし進化論は、人間を『猿から進化した偶然の産物』とし、意思と目的とをもってデザインされたという前提を否定します。何らかの目的のためにデザインされ、造られた作品ではなく、存在の根源的理由が『偶然である』というのが進化論思想の根底なのです。

しかし聖書を知っている欧米の家庭では、お母さんが子供に『あなたは神よって造られた素晴らしい作品なのよ』と本気で教えている姿を日常的に見かけます。このような声を聞きながら育った子供と、『馬鹿だねこの子は…』という声の中で育った子供とでは、人格形成にどれほど大きな違いをもたらすかは想像に堅くありません。

このような土台を教えてくれる聖書は、どこかの宗教団体が言うように邪教の書物なのでしょうか?『見てごらん。人間はあの檻の中の生き物から突然変異によって今の姿になったんだよ。偶然にね。』このような空想を教育の名のもとに強要している現実こそ問題視されるべきではないでしょうか?

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